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コレクション

99

版画

凡例

深沢幸雄

1924(大正13)–2017(平成29)

《凍れる歩廊(ベーリング海峡)》

1978(昭和53)年

銅版/紙

49.5×74.5cm

千葉県立博物館 資料データベース

深沢幸雄は、彫金を学んだ後、独学で版画を始めた。1963(昭和38)年のメキシコ旅行が転機となり、古代文明に感動して、生の情感あふれるこの国の魅力に取りつかれ、モノクローム版画から色彩版画へと、画風や技法も変化する。  本作品では、3羽の不死鳥が、草木の豊かなユーラシア大陸と、星のまたたくアメリカ大陸を象徴し、地続きとなったベーリング海峡が二つの大陸をつないでいる。中央を貫く鮮烈な青の色彩の中にあるのは、苛酷な自然の中で、黙々と氷海を超えたモンゴロイドの壮大な歴史を凝視する目であり、作者の目でもある。深沢を代表する「叙事詩・新大陸のモンゴロイド」シリーズの一つである。(MN)
《凍れる歩廊(ベーリング海峡)》 1