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コレクション

96

版画

凡例

浜口陽三

1909(明治42)–2000(平成12)

《パリの屋根》

1956(昭和31)年

メゾチント/紙

15.3×15.3cm

千葉県立博物館 資料データベース

浜口陽三は、銅版画の世界的巨匠である。1957(昭和32)年にサンパウロ・ビエンナーレで日本人として初めて国際版画部門の大賞を受賞するなど、国内外の版画展で数々の賞を受賞している。  なかでも評価が高いのは浜口のカラー・メゾチントである。メゾチントは17世紀に主に絵画を複製するために用いられた銅版画の一種であるが、写真の登場とともに忘れられた存在となった。  このメゾチントを復活させ、さらに色彩を加えるという新たな表現を見出した浜口のセンスは、本作《パリの屋根》への高い評価からもうかがい知ることができる。なお、浜口の生家は千葉県銚子で代々醤油醸造業を営んでおり、幼少期を銚子で過ごすなど、千葉県ともゆかりの深い作家の一人である。(UM)
《パリの屋根》 1