日本EN

コレクション

9

日本画

凡例

渡辺 學

1916(大正5)–2000(平成12)

《夜明け》

1976(昭和51)年

紙本著色

210.5×301.5cm

千葉県立博物館 資料データベース

渡辺學は、千葉県銚子に生まれ生涯の多くを銚子で過ごし、人々の日常を日本画に表した。1952(昭和27)年の作《黒潮》以降、それまでの伝統的な作風とは異なり、対象をデフォルメし、力強い線と箔を用いた作品を多く残している。  《夜明け》は、銚子の海と朝の加工場を独特の構図やプラチナ箔と群青のコントラストで描き、朝の静けさを表現した作品とされる。銚子にこだわり続けた心情について、長女百合子氏は当館で開催された「開館30周年記念企画展-漁民を描く-渡辺學の世界」展の図録にて「私の血脈の内に、この土がかかわっているならば銚子の漁民の生活の中に、生きている感情と感覚を捉える事が出来る筈だし、それは又自画像にもなり得るでしょう」と渡辺自身の言葉を添えた。(UM)
《夜明け》 1