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コレクション

87

工芸

凡例

石井康治

1946(昭和21)–1996(平成8)

環象文器かんしょうもんき

1993(平成5)年

ガラス

33.0×28.5cm

千葉県立博物館 資料データベース

《環象文器》は、吹き竿という鉄製パイプの先に釡の中で溶けたガラスを巻き取り、吹き竿を回しながら息を吹き込んで膨らませて金バサミやコテなどで成形するちゅう吹きで制作されている。  次に成形したガラス器の周りに溶けた数色のガラスの塊を厚く盛り、それらを異なる方向にならし、再び焼くと、色ごとの膨張率の違いで墨流しのような模様ができる。モチーフは遠く過ぎ去った記憶に残る風景、洋上に浮かぶ環礁の島々、風に揺れる植物の影など。  器の口元には螺旋状に巻いた色ガラスを、かぎ型の道具でたくし上げて流れを変えて、マーブル模様を作っている。石井康治は他にも「彩烈さいれつ文器」「汎状はんじょう文器」「彩花さいか文器」など次々と多彩な表現を試みた。(AJ)
《{環象文器|かんしょうもんき}》 1