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コレクション

74

工芸

凡例

木村和一わいち

1888(明治21)–1963(昭和38)

少女華文和染衝立しょうじょはなもんわぞめついたて

1936(昭和11)年

蝋染/木綿

123.5×135.0 cm

千葉県立博物館 資料データベース

木村和一は鴨川市に居住した千葉県ゆかりの染織家。无型むけいや実在工芸美術会などの革新運動に参加した。  本作品は帝展で特選となった後、多摩帝国美術学校(現・多摩美術大学)図案科教授に就任するなど名実ともに充実した時期の作品であり、文展招待展出品作。少女はずんぐりとした体形で、ふっくらとした頬は赤味を帯び、素朴さを感じさせるが、背負った薪、縞模様のもんぺ、藍色に白い十字を施した着物は意匠化されて装飾的効果を表し、あふれる花と相まって華やかな印象を与える。染色の豊かな色彩表現が伝わる優品。衝立という形状も、生活空間に生きた用の美を追求した木村を象徴するものであろう。(MN)
《{少女華文和染衝立|しょうじょはなもんわぞめついたて}》 1