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コレクション

65

彫刻

凡例

柳原義達

1910(明治43)–2004(平成16)

《風の中のからす

1984(昭和59)年

ブロンズ

51.0×64.0×31.0 cm

千葉県立博物館 資料データベース

少年時代に日本画を学んでいた柳原義達は、ブールデルの作品図版を見て感銘を受け彫刻家を志した。  東京美術学校を卒業し、在野団体の国画会や新制作派協会で活躍したが、1953(昭和28)年に渡仏し、ブールデルの弟子のエマニュエル・オリコストに師事し、パリでのさまざまな経験や彫刻家たちとの交流を通じて、それまでに学んだ日本近代のアカデミックな彫刻から脱して、新しい独自の彫刻世界を作り上げていった。  カラスは、ハトとともに動物愛護のためのモニュメント制作の依頼を受けた1965(昭和40)年以降、くり返し制作されたモチーフである。自ら「私の自画像」と語っているように、柳原の彫刻家としての生の証を刻む道標として、柳原が74歳の年に制作された。(HM)
《風の中の{鴉|からす}》 1