靉嘔
1931(昭和6)–
《CLOUDS》
1975(昭和50)年
アクリル/キャンバス
99.8×99.5cm
靉嘔は、瑛九が主導したデモクラート美術家協会において、大学在学中から活動を始め、1960年代に渡米し、前衛芸術運動フルクサスに参加した。1964(昭和39)年以降、虹色の色彩を用いてパフォーマンス、版画、絵画、彫刻、インスタレーションなどを発表し、「レインボー・シリーズ」は代表作として知られている。靉嘔はグラデーションを研究し6色から192色まで試したが、多くが24色に落ち着き、本作も24色により構成されている。《CLOUDS》では二つの雲が空に浮かんでおり、《HEARTS》《ANGELES》などにおいても、モチーフが必ず二つ描かれ、作家自身も一つではなく二つを描くことにこだわっていたようである。(FR)
