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コレクション

38

洋画

凡例

三宅克己こっき

1874(明治7)–1954(昭和29)

《ローマ》

1920(大正9)年

水彩/紙

33.0×49.8cm

千葉県立博物館 資料データベース

1897(明治30)年に渡米して以降、度々外遊していた三宅克己にとって、1920(大正9)年は4度目の渡欧で、カメラを伴った取材旅行であったことを著書『欧州写真の旅』で明かしている。2月に日本を出発し、マルセイユを経由して、4月5日にローマに到着した。  本作には、ウンベルト1世橋を手前に、背景にサン・ピエトロ大聖堂のクーポラが描かれている。前掲書で「同じ写すとしてもなるべく写真画や絵葉書に無い場所を写したい」と述べており、天使像のある豪奢なサンタンジェロ橋ではなく、ウンベルト1世橋を選んだ三宅のこだわりが察せられる作品である。(FR)
《ローマ》 1