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コレクション

27

洋画

凡例

五姓田ごせだ義松

1855(安政2)–1915(大正4)

《三味線をひく女》

制作年不詳

水彩/紙

30.3×21.8 cm

千葉県立博物館 資料データベース

1855(安政2)年、画家五姓田芳柳ほうりゅうの次男として江戸に生まれる。イギリス人報道画家チャールズ・ワーグマンに10歳で入門し、横浜の来日外国人に向けて油彩画や水彩画を販売した。1877(明治10)年第1回内国勧業博覧会西洋画部門で最高賞を受賞し、1880(明治13)年に渡仏。翌年にはフランスのサロンで、日本人として初めて入選した。  本作は、娘義太夫の舞台を描いた水彩画。横浜や東京などの街角の人々や、その周囲の空気感までも、水彩絵の具の滲みの表現を巧みに駆使して写し取る作風は、五姓田義松に特徴的なものである。房の下がった見台や頭上の暖簾、背景の幕など、小道具の細部まで描写されており、義松が晩年期に主に手掛けた横浜絵の一枚であると考えられる。(JA)
《三味線をひく女》 1