シャルル=フランソワ・ドービニー
1817–1878
《オワーズ川のほとり》
1865年
油彩/キャンバス
73.7×110.5 cm
ドービニーは、コローやバルビゾン派の画家たちと交流し、特に水辺の風景画を得意とした。「ボタン号」というアトリエ船に乗り、セーヌ川やオワーズ川などを移動しながら写生を繰り返し、制作を行った。
1860年にはオワーズ川のほとりにある、オーヴェール=シュル=オワーズに居を構えると、オワーズ川を臨む景色はドービニーにとって、ますます重要な主題となる。
本作では、オワーズ川周辺特有の平地が広がり、色づいた雲や川辺の樹木が水面に映っている。刻々と変化する空や川の時間を止めるかのように、岸にはウシを休ませる人物が描きこまれている。(FR)
