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コレクション

13

洋画

凡例

ナルシス=ヴィルジール・ディアズ・ド・ラ・ペーニャ

1807または1808–1876

《森の中の農婦》

1868年

油彩/キャンバス

32.0×43.5cm

千葉県立博物館 資料データベース

ディアズは、スペインからの移民家族の孤児。ロマン主義やオリエンタリスムの影響を受け風俗画や神話的主題を描いたが、テオドール・ルソーとの出会いを機に風景画を多く描くようになり、濃厚な色彩表現を特徴とする。  本作品では、画面中央に1本のカシの木を置き、左手に明るい遠景の平原をのぞかせている。カシの木の両側には岩、農婦を配し、安定感のある三角構図を生んでいる。森の中に小さく人物を描くのはディアズの得意とした手法であり、画面にアクセントを加えるとともに自然の広がりを表現している。樹々の葉の細かい筆致と今まさに暗くなりつつある光の表現は、後の印象派にも影響を与えた。(MN)
《森の中の農婦》 1