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コレクション

83

工芸

凡例

中臺瑞真なかだいずいしん

1912(大正元)–2002(平成14)

《桐経箱》

1992(平成4)年

木工

9.1×18.2×26.1cm

千葉県立博物館 資料データベース

千葉市に生まれた中臺瑞真は、上京して指物師の竹内不山に師事して箱物や茶の湯の道具類の指物や透かし彫りの技術を学んだ。その後、日本伝統工芸展に出品を重ね、木工芸の技法で重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定された。  桐材はやわらかく、逆目がたちやすいことから表面を美しく仕上げるのは難しい。本作では幾百年もの樹齢の桐材を使い、蓋と身をそれぞれ一本からくりぬいて作り出している。複雑な曲面で構成された艶やかな光沢のある箱は、中臺の得意とするものである。桐材を主とする木工芸作家は少なく、本作品は技法において指針となり、鑑賞に優れる点で貴重である。(NR)
《桐経箱》 1