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コレクション

72

工芸

凡例

津田信夫しのぶ

1875(明治8)–1946(昭和21)

《壺形アラビヤ文青銅花瓶》

1916(大正5)年

鋳金

42.8×45.8×45.8cm

千葉県立博物館 資料データベース

1913(大正2)年に第1回農展(農商務省図案及応用作品展覧会)が開催された。産業振興、芸術としての工芸、工芸図案改善などを目的としたこの展覧会は、文展から工芸部門が除外されていた大正期の美術工芸界の活動の柱だった。本作は第4回展に出品され二等賞を受賞、津田信夫のみならずこの時期の美術工芸の足跡を示す力作である。アラビヤ文とはアラベスクの呼称で知られる装飾文様であり、緻密な図像を連続させる点に特徴がある。  本作は千葉県印西市で活動していた「メタルアートミュージアム光の谷」閉館に伴い、館長の北詰栄男きたづめひでお氏から寄贈を受けた。同館は1995(平成7)年10月23日にオープンしたが、これは津田の生誕120年目の誕生日にちなんでいる。優れた作家をより多くの方に知ってもらいたいからだと、生前、北詰氏は語った。(NR)
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