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コレクション

30

洋画

凡例

浅井 忠

1856(安政3)–1907(明治40)

《フォンテンブローの夕景》

1901(明治34)年

油彩/板

22.7×31.6 cm

千葉県立博物館 資料データベース

夕暮れ時の赤味を帯びた光が農作業する人物を照らし、中央の樹木の影が長く伸びる。黄緑色の草と服装から、春先に描いた作品と考えられる。樹木の枝を、ペインティングナイフで削るように線を引いているが、これは師のフォンタネージ由来の技法であり、水彩画作品などでも認められる。  浅井忠は1900年にフランスに留学し、1902年に帰国するまでの間、フォンテーヌブローやその森に隣接するグレー=シュル=ロワンに度々訪れた。1901年には4月と5月にも訪れたが、この作品はそのいずれかの時に描いたと考えられる。パリで接した印象派以降の明るい色彩表現をよく学び、自身のものにしている。(NR)
《フォンテンブローの夕景》 1